医師を直接選んで会って話せる医療相談外来

脳血管内治療

脳血管内治療 特別外来

「脳神経外科・血管内治療」 でできること

・脳血管内手術、脳動静脈奇形(AVM)や頚動脈狭窄症(CTO)などの特別外来

・最善の診療(診断・治療・セカンドオピニオン・病院の紹介)を提供

第20回日本血管内治療学会総会 会長/昭和大学藤が丘病院 脳神経外科教授 寺田 友昭 先生

第20回日本血管内治療学会総会 会長 昭和大学藤が丘病院 脳神経外科教授 寺田 友昭先生

  • 和歌山県立医科大学卒業
  • 和歌山県立医科大学 脳神経外科入局
  • 国立循環器病センター脳血管外科
  • 和歌山県立医科大学 脳神経外科
  • 米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校 神経放射線部門研究員
  • 和歌山県立医科大学 脳神経外科講師
  • 和歌山県立医科大学 脳神経外科助教授
  • 和歌山労災病院 脳神経外科部長、脳神経血管内治療センター長
  • 昭和大学藤が丘病院 脳神経外科教授

寺田医師からのコメント

脳血管内治療とは、切らずに治す治療と言われています。創部を作らず、血管の中に通すカテーテルというチューブを用いて、さまざまな疾患を治療する方法です。脳血管内治療にも、脳動脈瘤に対するコイル塞栓術、大きな脳動脈瘤に新治療のフローダイバーター、脳動静脈奇形(AVM)、硬膜動静脈瘻(dural AVF)、脳腫瘍に対する塞栓術、脳梗塞で閉塞した血管を開通させる急性期再開通療法などさまざまな領域があります。脳血管内治療のすべての領域を得意としていますので、治療方針を私の経験から親身に、分かりやすくご説明致します。

資格

日本脳神経血管内治療学会 指導医/日本脳神経外科学会認定医/日本脳卒中学会専門医

領域

脳神経血管内治療とは、カテーテルという細いチューブをX線透視下に、脳血管の病変部まで挿入し、その中を通過する様々なデバイス(治療するための 機材)を用いて病変部の治療を行う新しい方法です。

血管内治療
1.脳動脈瘤 2.フローダイバーター(大きな脳動脈瘤)3.脳動静脈奇形 4.硬膜動静脈シャント 5.内頚動脈狭窄症 6.椎骨、鎖骨下動脈狭窄症 7.頭蓋内動脈硬化性病変 8.超急性期脳梗塞 9.血管腫 10.鼻出血

業績

数多くの治療経験を有しているエキスパートであり、脳血管内治療のすべての領域を得意としています。脳動脈瘤、AVM、脳梗塞などの脳血管障害の治療においては、外科(開頭)とカテーテル治療とそれぞれの治療のよいところを取り入れることが大切ですが、患者さんにとって最適、最良の治療を行うためには、両方の部門が充実していることが理想的です。昭和大学では、寺田友昭先生が着任してから、特に脳血管障害の外科とカテーテル治療の両方でレベルの高い治療ができることとなり、「24時間365日体制ですべての脳卒中に対応する」ビジョンを掲げ、治療件数は日々更新されています。

参考データ

・Medical Note(寺田友昭先生 執筆記事)

  https://medicalnote.jp/doctors/160418-007-WR

今まで出来なかった大きな脳動脈瘤に新治療
「フローダイバーター」

医師写真1 脳の動脈にできたこぶ「脳動脈瘤」が破裂して、くも膜下出血になるのを防ぐため、昭和大学藤が丘病院が「フローダイバーター」(金属製の網でできた細い筒)と呼ばれる医療器具を使った新しい治療を始めている。(2015年10月から保険適用)これまで治療困難だった大きな動脈瘤にも効果が期待でき、同病院では既に10例の治療を実施。良好な成果が得られているという。同病院の寺田友昭教授は「神奈川県内でも先端の治療ができることを広く知っていただきたい」と話している。コイル塞栓術と同じく体の負担が軽いうえに、大きな脳動脈瘤なども治療できることが期待されています。

寺田教授によると、脳動脈瘤は、くも膜下出血の最大の原因とされ、破裂すれば高い確率で死亡したり後遺症が残ったりする。特に直径15ミリを超えるような大きな動脈瘤は治療が難しく、脳ドックで発見されても、どう治療したらいいか悩んでいる患者が多いという。新たな治療法は、カテーテルという細い管を血管に通して動脈瘤の付け根付近の血管内に直径3~5ミリのフローダイバーターと呼ばれるステント(血管内に挿入する非常に網目の細かい金属製の筒)を置く。これによって瘤内への血流を減らし、動脈瘤を血栓化させて破裂を防ぎ、治癒させる。同病院では、2015年7月から治療が始まった。これまでは、開頭手術をして動脈瘤の付け根の血管をクリップで挟む「開頭ネッククリッピング術」や、カテーテルを使って金属製のコイルを瘤内部に埋め込んでふさぐ「コイル塞栓術」が実施されてきたが、大きな動脈瘤に対する治療効果は芳しくなかった。

新治療は、動脈瘤の最大径10ミリ以上、付け根部分4ミリ以上の巨大動脈瘤患者の治療に使われ、患者の負担軽減や再発防止が期待されている。ただ、フローダイバーターを置く技術は脳神経血管内の治療の中でも難度が高く、コイル塞栓術を相当数経験した医師に限るなど治療できる施設が国内23カ所に限定されている。寺田教授は脳動脈瘤の血管内治療のエキスパートの一人で「これまでの10例はすべて予後が良好で、今後も数例の治療の予定が入っており、期待できる治療法だと確信している」と話している。

  1. 図解

脳動静脈奇形(AVM)・頚動脈閉塞症(CTO)などの
適切なアドバイスを致します。

医師写真2 脳動静脈奇形:
脳血管障害の治療の中でもっとも治療が難しいといわれる脳動静脈奇形。年間3~4パーセントと破裂率は高く、現在では開頭摘出術、血管内治療、放射線治療(ガンマナイフ)を適切に組み合わせて根治術が行われていますが、経験豊富な医師による治療が必要です。くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤は、脳とその表面を覆うくも膜の間にある太い血管に発生するため、破れると脳実質の外、つまり脳を覆っているくも膜の下に出血(くも膜下出血)を起こします。太い血管が破れるため、頭蓋内の圧力が一気に上がってしまい重症の場合死に至るケースも少なくありません。対して脳動静脈奇形(AVM)の場合、脳実質内(脳そのものの中)に出血するため、出血した部位の脳が壊されてしまいさまざまな後遺症が残ります。この病気は、子どもや若年者にも多いことがわかっています。若年者で脳出血が起きた場合はまずこの病気が疑われます。出血のほかにも痙れん発作などが見られることがあり、若い時から病気が見つかっているケースは多いものの、治療の相談ができる病院がなくそのままにしている患者さんも少なくありません。しかし、近年の血管内治療のめざましい進歩やガンマナイフの導入に伴いAVMは治癒率が高くなり、適切な治療を受ければ完治できる病気です。ぜひAVMの適切な治療が可能な施設に相談してください。

内頚動脈完全閉塞症:
以前はすべての症例でバイパス手術の対象となっていた頚動脈の完全閉塞症に、現在では血管内治療が適応されるようになっています。頚動脈は、頚部にある脳に血液を流すための太い血管です。頚動脈は、外頚動脈、内頚動脈、総頚動脈の3本から成りますが、動脈硬化の影響でその頚動脈がつまって細くなる病気が「頚動脈閉塞症」です。頚動脈閉塞症(CTO)患者さんで脳血流の低下がある場合、放っておくと脳への血流が十分に供給されず、それが進行すると閉塞し頚動脈閉塞症(CTO)になります。ここでもっとも注意が必要なのは、冠動脈や四肢末梢血管とは大きく異なり、頚動脈は脳へ血液を送る重要な血管であるという点です。万が一脳の血管がつまってしまうと脳梗塞を引き起こすため、治療でステントなどを入れる際にも、血管の壁にできたプラークが頚動脈より先の脳の血管へ飛ばないようにする必要があります。
完全につまってしまった血管は、どこまでプラークや血栓の壁が続いているかわかりません。頚動脈の血流は心臓から脳に向かって流れており、カテーテルが内頚動脈の末梢に抜けて血管が開通した瞬間にプラークと血栓がそのまま脳に飛んでしまう可能性があります。内頚動脈は完全に塞がっているため、カテーテルを通す前に血管の先にあらかじめフィルターを設置しておくこともできません。そこで、血流の方向を変えて血栓やプラークが飛んでいく方向そのものを変えてしまおうと考え出されたのが「フローリバーサルメソッド」です。外頚動脈と総頚動脈にバルーンを置き、本来の血流の流れを遮断して総頚動脈に挿入したカテーテルの中枢側を静脈にシャントします。すると、頚動脈の血液は、より圧力の低い静脈の方へ自然に流れるようになります。この方法を用いて、治療中に発生したプラークや血栓を静脈側に設置したフィルターで回収します。こうすることにより「脳に血栓が飛んでしまう可能性」を解消でき、完全閉塞症の患者さんでも安全に血管内治療を選択できるようになりました。ただ、すべての患者に適応されるものではありませんので、治療をお考えの方はご相談ください。

  1. 図解

ご予約・お問い合わせ

医療機関

メディカルスキャニングたまプラーザ
神奈川県横浜市青葉区新石川2-1-15
たまプラーザテラス リンクプラザ 3F

担当医師

寺田 友昭
※この医療相談外来は、医師を直接選んで、会ってじっくり話せる外来です。

お問い合わせ

※メールや電話での医療相談、ご回答は行っておりませんのでご注意下さい

ご案内

1)紹介状・画像が無ければ当院で撮影を行い外来をご案内致します。
2)医療相談外来の利点は、現場でご活躍中の先生と直接じっくりお話しが出来る事です。
3)担当医師はこの外来の為にお越しになります。できるだけキャンセルはお避け下さい。
4)医療相談費用は健康保険は適用外です。MRI・CTの画像検査についてはお問い合わせください。
5)必要に応じて相談医の病院や、お薦めする病院へご紹介いたします。
6)外来の日程は、先生と患者さんの都合を合わせご案内させて頂きます。

責任者

理事長:上松瀬 勝男

経歴:
1965年 日本大学医学部卒業
1992年 日本大学医学部内科学講座教授
1998年 駿河台日本大学病院病院長
2004年 日本大学 客員教授を経て、現在に至る。
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