ジェネリック医薬品を使いこなそう!
ジェネリックと先発品、効果の違いってどうなの?
2008.08.07更新
製造過程に注目
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本当にジェネリックは先発医薬品とまったく同じだと思っていいのでしょうか? ジェネリック医薬品は、主成分は同じですが、それ以外の成分は、異なることがあります。実際、薬は、5mgや100mgといった非常に微量の有効成分を含みますが、その量では小さすぎて服用することができません。そのため、ある程度の大きさになるようにでんぷんなどを混ぜています。また、きれいに成型できるような成分や、薬によっては保存料などが含まれています。
ジェネリック医薬品は、これらの主成分以外の成分が先発品と異なったり、薬の形を作る製法が違うこともあります。さらに、ジェネリック医薬品メーカーによっては、先発品とは異なる会社で主成分を購入することもあります。そのため、非常にわずかですが、主成分の純度が異なることもあるようです。
ジェネリック医薬品ならではの工夫も
上記のような違いがあるものの、ジェネリック医薬品は、もちろん、厚生労働省が定めた基準に入っています。ただ、人によっては、そのわずかな違いを感じることもあるようです。
先発医薬品と比べて体の中での溶け方や、吸収率が異なることもあります。薬の含有量も、基準の範囲内で先発医薬品と異なる場合があります。
薬の含有量の基準には±数%(成分によって異なる)の幅があり、上限に合わせている薬剤があったり、下限に近くしている場合もあります。そのため、医師の期待より効果が強く出てしまったり、効果が出なかったりすることが実際の医療現場では時々あるようです。
その他、ジェネリック医薬品メーカーは成分以外の部分で改良やその治験に数億円単位のお金をかけている場合もあり、同じ成分でも、新たに薬の形状を変える工夫などもしています。たとえば、先発医薬品にはなかった、小さい薬や液体、ゼリー状などの形状や、さらに、先発医薬品よりも早く溶ける薬もあるようです。
 

構成・文/三上 彰貴子

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