受診から薬をもらうまでのチェックポイント

医療機関に行くのは、大抵が具合の悪い時ですよね。だから余計に、頭が働かずに、病院のシステムについて行けず、毎回フラフラになりながら受診する、という人も多いはず。そんな状態では、医師にしっかりと自分の症状を伝えたり、検査結果や処置方法について質問することも難しそう。そこで、まずはこの画面上で、病院でのざっとした流れをつかんで、それぞれのポイント地点での注意点をピックアップしました。病院に行く前に、しっかり流れを把握して、流されないようにがんばりましょう!
Step.1:受付をする

Step.2:待合室で待つ

Step.3:診察を受ける(1)

Step.4:検査を受ける

Step.5:診察を受ける(2)

Step.6:処置を受ける

Step.7:診察を受ける(3)

Step.8:会計・次回予約

Step.9:薬を受け取る(院外処方せんの場合)

番外編:スマートなクレームの付け方
Step.1:受付をする
  1. 受付に診察券(初診の場合は健康保険証)を出します。
  2. 毎月、最初の診察の時には、健康保険証が必要になります。
  3. 予約表がある時は、一緒に見せましょう。
  4. 診察券は、古いものでもカルテを探したりするのに役立ちますから、持って行きましょう。
  5. 場合によっては、ここで、熱を測ることもあります。
  6. 初診の人は、簡単な質問用紙に記入することがあります。
  7. 感染力が強い病気の疑いがある場合や、気分が悪い時は、あらかじめ受付の人にその旨を伝えておきましょう。
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Step.2:待合室で待つ
  1. 待合室で自分の名前が呼ばれるのを待ちましょう。
  2. 個人病院ならば受付終了時、総合病院ならば各診療科に移動した時に、待ち時間の目安を聞いておくと安心です。
  3. この待ち時間を利用して、問診(受診理由や症状についての質問)、検温、質問表記入などをすることが多いです。
  4. この時、症状について言い忘れがないように、病院に来る前に、メモを書いておくと便利です。特に、体温の変化、便通、睡眠、食欲、発疹、せき、鼻水その他、気になる症状をきちんと伝えられるようにしておきましょう。
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Step.3:診察を受ける@
  1. まず初診の場合は、医師から簡単な挨拶があり、「どうなさいましたか?」と質問をされます。医師の診察は、診察室に入った瞬間から始まっています。なるべく、お互いの顔や目を見ながら、医師に観察してもらい、患者側も、信じて任せられる医師かどうかを観察しながら、心が通い合うように話しましょう。
  2. 医師の質問にうまく答えられるように、あらかじめ準備しておいたメモなどを見ながら、症状を伝えましょう。時間の経過と、具体的な症状の変化が順序よく説明できれば大丈夫です。
    【参考】医師がする質問の流れ
    1)「どうなさいましたか?」
    2)「どんな症状か、お話しいただけますか?」
    3)「何か思い当たる原因がありますか?」
    4)「その症状は、いつからですか?」
    5)「そしてどうしましたか?」
    6)「その結果どうなりましたか?」
  3. いよいよ患部の診察です。聴診器を当てたり、発疹や腫れ、痛みを感じる部分などを診てもらいます。あらかじめ、患部を診察しやすいような服装などを工夫しましょう。
  4. 医師の診断を聞きましょう。
  5. 検査が必要な時は、ここで検査の説明をしっかり受けましょう。わからないことは、医師に質問しましょう。
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■診察時に気をつけたいことをチェック
気持ちよく診察を受けるためには、お医者さんに対してもマナーが必要ですよね。以下は、お医者さんから聞いた「患者さんに守って欲しい」こと。みなさん気をつけましょう。
□ 医者が聴診器を当てているときに絶対にしゃべらない。
□ 医者に向かってくしゃみ、せきなどをしない。
□ 他の医者で処方された薬も隠さずに報告する。
□ 診察の前に飲食をするのは避ける。
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Step.4:検査を受ける
血液検査、尿検査、レントゲン、MR、CTなど、さまざまな検査がありますから、スタッフの指示に従って、検査を受けましょう。
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Step.5:診察を受けるA
  1. 再び診察室で、医師の説明を聞きましょう。
  2. 検査結果が出た場合は、結果の説明があります。
  3. 結果をもとに、処置が必要になれば、処置についての説明があります。
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Step.6:処置を受ける
症状によって、処置室で処置をします。
Step.7:診察を受けるB
  1. 処置後のようすについての質問と、処方せんなどの説明があります。
  2. 「ドアノブ・コメント」と言って、医師は患者さんが帰り際にポロリと漏らす発言を重視しています。もし気になることや、「先生は忙しそうだから、こんな質問は失礼だ」などと遠慮していたことがあれば、最後のチャンスですから、勇気を出して聞いてみましょう。
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Step.8:処置を受ける
会計と一緒に、必要があれば次回の予約を取ってもらいます。
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Step.9:薬を受け取る(院外処方せんの場合)
  1. 病院の外にある薬局に処方せんを持って行き、調剤してもらいましょう。
  2. 受付で処方せんと一緒に、お薬手帳も提出しましょう。
  3. 子供の場合、錠剤が飲めない、水薬がいいなど、あらかじめ伝えておきましょう。
  4. 薬をもらう時に、しっかりと薬剤師の説明を聞きましょう。
■薬をもらう時のチェック
薬を受け取る時、最近は薬剤師が詳しく説明してくれるのが普通になりました。そこで、受け取る側として、気をつけたい項目をいくつかピックアップします。
  • 自分の症状に合った薬かどうかの確認
  • 薬の飲み方について詳しく聞く
  • 薬の形態、名称、個数のチェック
  • 薬の保管場所、期限などの確認
  • ほかに飲んでいる薬との飲み合わせ
  • 食事との食べ合わせ
  • 副作用について(クルマの運転への影響など)
  • 坐薬、軟膏、吸入剤など取り扱いが難しそうなものは詳しく説明を受ける
  • 効きめ、薬の効果が出る時期について聞いておく
  • 飲み忘れてしまった場合の対処法
  • 薬の値段について
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これで終了です。お疲れ様でした!
番外編スマートなクレームの付け方
病院でクレームをつけるのはなかなか勇気のいること。でも、みんなが快適に利用できる病院に「育てる」ためには、利用者の声を、スタッフに伝えることが大事です。勇気を出して、率直に、でも感情的にならずに、思ったことをぶつけてみましょう。

●順番がわからない/待ち時間のめやすを知りたい
   「お忙しいところ申し訳ありません。私は、○○番なのですが、あと何分ぐらい待ちますか?」
●待ち時間が長い/順番を飛ばされていないか不安
   「1時間以上待っているのですが、順番が飛ばされていませんか?」
●気分が悪い
   「気分が悪いのですが、横になってもいいですか?」
●待合室の状態が悪い
   「待合室の換気をしていただけますか?」
●トイレの汚れ
   「お手洗いが汚れているのですが、掃除していただけますか?」
●スタッフの対応、接客マナーが悪い
   「お忙しいのは、見ていてよくわかりますが…、もっと、○○○○していただけませんか?」
病院探しのコツ
受診の流れをチェック
 

病院に入って受付をしてから、薬をもらって無事に帰宅するまでの一連の流れにそって、チェックポイントをご説明します。スマートなクレームの付け方も要チェックです。