鼻とのどの病気

鼻水、鼻づまりでわかる病気

新生児は口で息をすることがとても下手です。そのため鼻水や鼻づまりがあると、おっぱいを飲めなくなってふきげんになります。そればかりでなく非常に苦しそうになります。鼻くそや鼻水はこまめにきれいにとってあげましょう。

【鼻腔異物[びくういぶつ]】

子どもは好奇心が強く、いろいろなものに興味を示し、異物を鼻の中へ入れたりして鼻づまりと同じ症状になることがあります。豆粒などを鼻の中へ入れると中でふやけてふくらみ、取り出しにくくなったり、ビー玉のように丸くてすべすべしているものは、取り出そうとするとかえって奥のほうへ押し込んでしまうことがあります。こういう場合は耳鼻科へ行って取ってもらうのが賢明です。

【アレルギー性鼻炎】

年長児になると、アレルギー性の鼻炎がみられます。花粉の飛ぶ季節に、目の周りがかゆくなったり、鼻がむずむずしてくしゃみを連発し、水のような鼻水がとめどもなく出たり、あるいは反対に鼻がつまって息苦しくなるのは花粉症です。季節に関係ない場合は、家の中のダニやほこりが原因です。

鼻がむずがゆいので、手でやたらとこするため、鼻の粘膜に傷がつき、そこから細菌が入って炎症を起こし、鼻血が出やすくなります。

しつこい目のかゆみにサヨナラしたい

高い熱とのどの痛みでわかる病気

【扁桃炎[へんとうえん]】

子どもはだれでも年に1度や2度、かぜをひいたりしてのどを腫[は]らしますが、これが一般的な扁桃炎です。扁桃は、咽頭の周りにあるリンパ組織で、外から侵入する病原体を防御する役割をもっています。よく「のどが腫れた」とか「のどが赤い」というのは、口を開けたときのどの奥の両側から出っぱって見える口蓋扁桃[こうがいへんとう]が細菌やウイルスに感染して炎症を起こしたものです。

のどが痛くて、高い熱が出たときにのどをのぞくと、この口蓋扁桃が赤く腫れて、白いブツブツが見えます。

子どもが扁桃に炎症を起こすのは、からだに免疫をつけている途中だからともいえますが、ちょくちょく腫らして日常生活にさしさわりが出る子どもは、手術が必要なことがあります。

【口内炎】

乳幼児で、のどちんこ(口蓋垂[こうがいすい])の周りに小さい水ぶくれができて、のどを痛がるのはヘルパンギーナ(夏かぜの一種)という口内炎です。熱も出ますが、4〜6日できれいに治ります。特別な治療はありません。味の薄い、のどごしのよいものを与え、脱水症にならないよう水分の補給に注意してください。

【ヘルペス性歯肉口内炎】

単純ヘルペスウイルス(I型)で起こる乳幼児の病気です。はじめ原因不明の熱がつづきます。2〜3日後に口の周りにヘルペスができます。同時に歯肉が腫れて出血しやすくなります。子どもは非常にふきげんになりますが、10日〜2週間でよくなります。水ぼうそう(水痘[すいとう])と同じ抗ウイルス薬がよく効きます。