ひきつけ

熱がなくて、ひきつけ(けいれん)を起こしているときは、起こした年齢によって、おおよそ病気の予想がつきます。

【泣き入りひきつけ】

乳児から幼児期にかけてみられます。激しく泣きつづけるうちに、突然息が止まり、顔色はチアノーゼとなり、ひきつけます。30秒から1分以内に回復します。

予後は良好で、後遺症もなく、成長するに従って自然にひきつけを起こさなくなります。予防としては格別なものはなく、過保護にならないよう注意します。

【点頭てんかん[てんとうてんかん]】

生後4〜7カ月に多くみられます。頭を前後に振ったり、からだをエビのように曲げ、1回で終わらず、数回連続して起こります。発作は眠り始めたときや、目覚めたときに起こります。これは泣き入りひきつけとは違い重い病気ですので、ただちにかかりつけの医師の診察を受けてください。

【てんかん】

幼児期から学童期の子どもがけいれんを起こしたときは、てんかんのケースがあります。

てんかんは、脳の神経細胞に異常な興奮が生じ、意識を失ってけいれん発作を起こす病気です。

てんかんの診断はなかなか難しいので、かかりつけの医師に相談して専門医を紹介してもらうようにしてください。