便秘

便秘は、便がかたいために排便が困難となり、排便回数が減少する状態をいいます。

幼児期の便秘は一般に良性といわれています。普通、3日以上も排泄[はいせつ]がなく、腹痛を訴えるときは浣腸[かんちよう]をします。

【心配のない便秘】

2歳ごろからみられ、偏食や精神的な問題が原因になることがあります。朝、便意をもよおしたのに、保育園や幼稚園に遅れてしまうからとがまんさせられたり、あるいは母親の愛情を引きつけるための感情が便秘の発端となることもあります。

肛門[こうもん]に傷があって、排便のときに痛いので排便をがまんし、それが原因で便秘になっていることもあります。

【消化管に異常がある便秘】

肛門近くの腸壁内の神経節細胞がないため腸管は蠕動運動[ぜんどううんどう]ができず、便とガスを自力で排出できないヒルシュスプルング病(先天性巨大結腸症)です。先天性のものなので、新生児期に発見されることが多いのですが、まれに、幼児にもみられます。