外陰炎[がいいんえん]

雑菌・細菌などの感染によって起こる

いろいろな原因によって外陰部に炎症が起こることがあります。ブドウ球菌など雑菌の感染によって起こることが多いのですが、ウイルス、真菌(カンジダ)、湿疹[しつしん]などが原因となることもあります。

外陰部が赤く腫れる、痛む、熱をもつ、分泌液[ぶんぴつえき]が出るなどがおもな症状ですが、化膿菌[かのうきん]が入ると膿[う]んだり、ただれたりします。外陰部の皮膚に小さな傷ができたり、不潔な手指で強くひっかいたりしたときなどに細菌などが侵入・増殖して炎症が起こります。糖尿病などの病気で皮膚の抵抗力が弱っていると起こりやすいものです。

まれではありますが、外陰がんの初期症状で、このような症状がみられることがありますので、早めに専門医の診察を受けることが大切です。

原因に応じた軟膏[なんこう]、内服薬で治療する

治療は、抗生物質、抗ウイルス薬あるいは抗真菌薬など原因に応じた軟膏、内服薬が使われます。また炎症に効果的な抗炎症薬、亜鉛華軟膏、副腎皮質ホルモン軟膏などがありますが、これらの薬は医師の指示に従って使用することが肝要です。