脊髄損傷[せきずいそんしよう]

脊髄は頸髄[けいずい]、胸髄[きようずい]、腰髄[ようずい]、仙髄[せんずい]からなっています。外傷で起こりやすいのは頸髄と腰髄の損傷です。

交通事故や転落事故などで多く起こります。オートバイなどではヘルメットをかぶっていて頭蓋骨[ずがいこつ]は保護されています。けれど頸髄は保護できないので、転倒やあるいは車と衝突して投げとばされ、道路に打ちつけられたときに頸髄の損傷を起こすことがあります。

脊髄損傷では両上肢、両下肢が麻痺[まひ]して感覚もわからなくなり、排尿や排便もできなくなることがあります。脊髄の上部の傷害ほど広範囲に麻痺が及びます。脊髄の傷害では、そのほかに性機能障害を起こすことが特徴的で、男性では勃起障害(ED)になったりします。

脊髄の障害は早急に手当てをする必要があり、初期治療が遅れると麻痺が回復しないことがあります。