主な作用
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| 呼吸気道の粘膜細胞の中に取り込まれたインフルエンザウイルスは、細胞内で複製されて増殖し、細胞から遊離され、またそれらはほかの細胞に取り込まれて細胞内で複製されるというしくみで増殖を続け、インフルエンザ症状がひどくなります。この薬は細胞内のウイルスが細胞の外に遊離されるとき、ウイルスの表面タンパク(ノイラミニダーゼといいます)と特異的に結合して、その活性を抑え込んでしまうので、ウイルスは細胞内に閉じ込められて細胞の外に遊離できなくなり、ウイルスの増殖が阻止されてインフルエンザの改善が得られます。この薬はA型、B型インフルエンザのノイラミニダーゼに効くのでA型、B型インフルエンザに限って有効です。またその臨床効果は感染2日間以内の早期でないとよく効きませんし、当然のことながらほかの型のインフルエンザ、細菌感染症には効きません。大流行に備え、この薬の用意もなされてきています。インフルエンザウイルス感染症の予防の基本はワクチン注射療法で、この薬はそれに換わるものではありません。
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副作用
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| 主なものは腹痛、下痢、吐き気など、ときに出血性大腸炎を起こすことがあります。量が多すぎると、ふらつく様なめまい感があります。また、肺炎、意識障害などの精神症状が現れることがあります。妊娠中、授乳中の婦人、1才未満の小児での安全性は確かめられていません。主に尿中に排泄されるため、高齢者や、腎不全の人では十分な注意が必要です。腎臓の悪い人では急性腎不全をおこしたり、また過敏な人では血小板減少などが起こることがありますので注意してください。
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服用上の注意
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| カプセル剤とドライシロップ剤があります。1日2回5日間服用しますが、飲み方などは医師の指導をよく守ってください。カプセル剤を予防に用いる場合、成人、13歳以上の小児には1日75mgを7〜10日間服用します。最近になってこの薬の服用後の精神神経症状、とくに未成年の転落死を含めた異常行動が少なからず発生し、これらの症例と、この薬との因果関係が問われています。まだ確証には至っていませんが、この薬の使用にあたっては、それらを念頭に服用後少なくとも2日間は十分な注意と観察が必要です。またインフルエンザ脳症でも同様の症状が現れることもありますので、医師の十分な説明を受けてください。
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| タミフル 本体写真
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