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ネオーラル

  免疫抑制薬

主成分名:

シクロスポリン

製薬会社:

ノバルティス

薬価:

466.50円 (50mg1カプセル)

 

 主な作用

人の身体には元来、外から移植された臓器に対して拒絶反応を示し、これを排除しようとする性質(免疫反応)があります。この薬は免疫抑制剤といわれるもので、内服はこの拒絶反応を抑え、移植組織の定着を助ける働きがあり、またベーチェット病における眼の症状などにも効果があります。そのほか、全身に広がった難治性の尋常性乾癬にも用いられます。ネオーラルについては、全身型の重症筋無力症で、胸腺摘出後もステロイド剤では症状が改善されない場合や、副作用で続けられない時、また今までの治療で十分な効果が得られなかった重いアトピー性皮膚炎にも用いられますが、この薬だけの治療で効果があるかについては、まだよく判っていません。点眼液は抗アレルギー薬では効果が得られないような春季カタルに用いられます。

 副作用

内服では腎臓、肝臓、膵臓、造血器、代謝系、脳の障害や、多毛が起こることがあるので、服薬中は医師の指示による検査を受けることが大切です。また、胃腸障害、頭痛、しびれなどが起こることもあります。この薬を続けると、免疫が抑制され、感染症になりやすいので注意しましょう。ときに溶血性貧血、血小板減少、横紋筋融解症を来すことがあり、中枢神経障害の症状などの報告もあります。ネオーラルの内用液、カプセル(10、25、50mg)はサンディミュンより体内での利用率が高められているので、切り換え時にシクロスポリン中毒を起こすことがあり、注意を要します。併用薬による相互作用も多い薬で、他剤の併用で本剤の効きすぎによる中毒作用、逆に併用で本剤の効きが悪くなることもあります。点眼液では眼の刺激感、かゆみが起こることがあります。

 服用上の注意

用いる対象によって服用の量、用い方が異なるので、医師の指示を守りましょう。同時に飲むと互いに作用し合って支障を来す薬(相互作用)が多いので、ほかに服用している薬については、医師に知らせておきましょう。移植のための内服については、入院中の指示に従ってください。乾癬には1日量を2回に分服、効果がみられたときは、だんだん減量して維持量を決めて続けます。ネオーラル内用液は1瓶中シクロスポリン5g、カプセルはそれぞれ10mg、25mg、50mgを含みます。用法については移植前から服薬を始めますが、詳しいことは専門医の指示に従ってください。ネオーラルからサンディミュンへの切り換えについても専門医の指導に従ってください。点眼液は1回1滴、1日3回点眼します。内服、点眼液ともに専門医のもとで用いられます。
ノバルティス ネオーラル 本体写真
ネオーラル 本体写真
ノバルティス ネオーラル 包装写真
ネオーラル 包装写真