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ジャヌビア

  糖尿病の治療薬

主成分名:

シタグリプチンリン酸塩水和物

製薬会社:

MSD

薬価:

149.30円 (50mg1錠)

 

 主な作用

糖尿病では、ランゲルハンス島α細胞からのインスリン、β細胞からの血糖降下作用をもつインクレチン(GLP-1)の分泌不全、グルカゴンの腸管粘膜からのホルモン分泌細胞の分泌過剰などの、血糖コントロールのための仕組みがよく作動していません。これまで多くの経口糖尿病薬が出ていますが、すべての因子の関連不足から、十分な効果が得られない場合もありました。インクレチンは膵臓で分泌され、血糖の調節維持に働くるホルモンで、これまで糖尿病治療への応用の試みがありましたが、インクレチンは血中ではその分解酵素(DPP-4)により分解され、活性を失ってしまうため、臨床用途に結びつけることが困難でした。この薬はそのインクレチン分解酵素DPP-4に選択的に働き、その作用を阻害することによりインクレチンの活性寿命が延び、さらに血糖上昇性グルカゴンの作用も抑えることにより、臨床治療に用いられるまでになりました。この薬の効きめは持続性で、過度の低血糖症のおそれが少ないという特色があり、そのほか膵臓細胞の保護作用やインスリン治療に伴いがちな体重増加の抑制などの効果も期待され、重い副作用も少ないとされており、2型糖尿病には大変適合した薬といえましょう。

 副作用

ほかの糖尿病薬との併用で低血糖を来すことがあります。また、めまい、腹部不快感などが起こることがあります。しかし、まれに重い皮膚障害や筋肉障害、肝障害、急性膵炎、肺障害、腎不全、腸閉塞などの報告があります。ほかに服用している薬があったら、医師に伝えましょう。インスリン注射を必要とする程度の糖尿病には用いる薬ではありません。

 服用上の注意

1日1回1錠を内服します。必要に応じて2錠まで増量されることがありますが、自分の判断で飲む量を変えてはいけません。
MSD ジャヌビア 本体写真
ジャヌビア 本体写真
MSD ジャヌビア 包装写真
ジャヌビア 包装写真