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バイアスピリン

  消炎・鎮痛・解熱薬、抗血小板薬

主成分名:

アスピリン

製薬会社:

バイエル

薬価:

5.60円 (100mg1錠)

 

 主な作用

アスピリンは剤型・含有量によって2つの大きく異なる作用をもっています。1.消炎鎮痛解熱剤(散剤、坐薬):アスピリンの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)としての薬効です。炎症の生化学的反応を阻害することによって炎症に伴ういろいろな症状を抑えます。身体の各種の痛み、発熱、かぜ、リウマチ反応に用います。しかし炎症の原因そのものの根治にはなりません。主に散剤・坐薬が用いられます。2.抗血小板剤(100mg錠):血小板の機能を抑えて、血液をサラサラに保ち、血中で血栓や塞栓の形成を阻止することによって、心筋梗塞、脳梗塞、一過性脳虚血といった循環障害の予防に用いられます。これにはむしろ少量のアスピリンが適し、NSAIDs(非ステロイド性消炎・鎮痛剤)として用いるほどの用量では胃も荒らすし、血液は固まりやすいほうに傾き、よくないといわれています(アスピリンジレンマといいます)。アスピリンの腸溶錠は1錠に100mgが含まれ、腸で溶けて吸収されるように工夫されていますので胃も荒らしません。安全性が高いため長期に飲む予防薬として適していますが、ゆるやかに吸収されるためNSAIDsとしては用いられません。

 副作用

胃・十二指腸潰瘍のある人は、症状を悪化させることがあります。胃痛、吐き気、食欲不振、発疹、ときにショックなどの過敏症状、耳鳴りなどが起こることがあります。小児では、ライ症候群(脳圧が上がり肝機能が低下して生命が危険になる)を起こすこともあるとされています。また、人によって気管支喘息を来すこともあります(アスピリン喘息といいます)。頭蓋内出血や消化管出血に注意を要します。

 服用上の注意

目的によって服用量がかなり異なりますので、指示された服用量を守りましょう。なるべく胃を荒らさないように食後に服用するか、何か少し食べてから服用するとよいでしょう。とくに胃に副作用の出やすい人では、坐薬も用いられます。
バイエル バイアスピリン 本体写真
バイアスピリン 本体写真
バイエル バイアスピリン 包装写真
バイアスピリン 包装写真