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| 「ここカラダ」が考える“患者力”とは、「自分と自分の大切な人が健康に暮らすために、納得のいく治療を受けることができる力」です。 この力を向上させることによって、賢い患者に近づくことができると考えています。 患者力を上げていくために、私たちはどんな行動をとればいいのか――。 ここでは、その10ヵ条を紹介します。ぜひ、あなたの受診行動として取り入れてください。 |
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「どこかにいい病院がないかしら? どこかに腕のいい先生はいないかしら?」と情報を待っているだけでは「いい病院・いい医師」にめぐり合うことはできません。また、一つの情報だけを鵜呑みにするのも危険です。要は、あなた自身が納得のできる自分なりのものさしを持ち、病院や診療所、医師を選択する目を養うことが大切です。大病しないうちに、いろいろな診療所に出かけ、さまざまなタイプの医師と出会い、自分にとっての「いい病院・いい医師の条件」をもう一度、考えてみることも重要です。 |
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「かかりつけ医」を持つことのメリットはいろいろありますが、たとえば急に具合が悪くなったとき、患者が自己判断して受診すると間違った診療科を選択し、二度手間になってしまうこともあるでしょう。しかし、かかりつけ医に相談すれば、何科を受診すればいいのか的確に教えてくれますし、必要に応じて紹介状を書いてもらえば、スムーズに大病院の専門医にかかることもできます。医療機関の機能分化政策(初期診療は診療所、専門医療は中核病院)が推進される中、ますます大病院にはかかりにくくなっているのが現状です。いざというときに慌てないためにも、これからは自宅の近くに「かかりつけ医」を持っておくことが患者力をアップさせるポイントの一つです。 同様に、処方された薬を調剤してもらう「かかりつけ薬局」も決めておきたいもの。とくに何種類もの薬を飲んでいる人や長期間同じ薬を投与されている人は、飲み合わせや副作用が心配されるため、一つの薬局で管理してもらったほうが安心です。かかりつけ薬局の目安としては、通院する医療機関に近いといった利便性よりも、話をよく聞いてくれ、患者さんが知りたい薬の情報を的確に提供してくれる薬局を選びたいものです。 |
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「先生におまかせします」といった受け身の態度では、治療や手術が終わった後に「こんなはずではなかった」と、医療トラブルの原因にもなりかねませんし、よい医療を受けることはできません。まず、あなた自身が自分の体と病気に対する責任を自覚することが、納得のいく治療を受けるための第一歩といえます。
一人で悩んでいても、不安が募るばかりで、問題は一向に解決しません。こんなときは誰かに相談するようにしましょう。それは、あなたの思いを聞いてもらうことにもつながります。自分の言葉で話すことにより、それまで漠然としていた不安が明確になり、今後どのようにすればよいのか、自分なりの答えが自然に見つけられるものです。
あなたが主体的に治療にかかわるためには、「自分がどのような医療を受けたいのか」について十分に考えることが不可欠です。その際、具体的な技術まで限定する必要はありません。ここで肝心なのは、あなた自身の生き方や価値観にもとづいた希望を明確にすることです。
患者の賢い行動としては、まず医療者に「伝える」ことが求められます。しかし、相手は忙しい医師ですから、何よりも要領よく伝える工夫が必要です。その一つの方法として「伝えたいことはメモにまとめ」て準備しましょう。
「わかったつもりにならないこと」が賢い患者の条件の一つです。大事なことはメモをとって確認し、わからないことや納得できないことは何度でも質問する。これが説明を聞くときの基本です。
誰にとっても「いい医師」というのは存在しません。それは、「いい医師」との関係は、あなた自身が作り上げていくものだからです。いったん主治医を決めたら、あなた自身も主治医とのよりよい関係を築く努力が必要です。たとえば、「あいさつをきちんとする」、「治してもらったらお礼を言う」、「他の病院に紹介してもらったら結果を報告する」など、一方通行でない関係が患者と医師のよい人間関係を作り上げていくのです。
「どこかにいい病院がないかしら? どこかに腕のいい先生はいないかしら?」と情報を待っているだけでは「いい病院・いい医師」にめぐり合うことはできません。また、一つの情報だけを鵜呑みにするのも危険です。
「かかりつけ医」を持つことのメリットはいろいろありますが、たとえば急に具合が悪くなったとき、患者が自己判断して受診すると間違った診療科を選択し、二度手間になってしまうこともあるでしょう。しかし、かかりつけ医に相談すれば、何科を受診すればいいのか的確に教えてくれますし、必要に応じて紹介状を書いてもらえば、スムーズに大病院の専門医にかかることもできます。
真夜中の病気や突然の大ケガ――。こんなときに慌てないためにも、ふだんから地域の救急病院がどこなのかをきちんと調べておきましょう。また、自治体が配布する広報紙には休日に当番制で診療してくれる医療機関の情報が掲載されていますので、これも要チェックです。
ここ数年、医療制度改革が急ピッチで進められています。たとえば、都道府県が策定する地域医療計画(2次医療圏ごとの医療提供体制にかかわる計画と医療機関情報などを盛り込んだ医療行政の基本計画)には、次回から患者や住民の意見を盛り込むことが義務づけられており、私たちも自分たちの問題として医療に関心を持つことが求められています。