朗らかで、笑いにあふれた毎日が私の健康の鍵

日大在学中に「ぎんざNOW」の素人コメディアン道場で5週勝ち抜き、初代チャンピオンになる。74年芸能界デビュー。「欽ちゃんのどこまでやるの」など多くのバラエティー番組に出演し、お茶の間の人気者に。現在も「笑っていいとも!」「さんまのスーパーからくりTV」「王様のブランチ」などでレギュラー出演。またK-1の解説、コラム執筆をするほどの、大の格闘技好きとしても知られている。
[脳溢血]
脳溢血は脳内の細い動脈が破れ、血液が勢いよく脳の中に流れこむために脳が破壊される。脳内出血は高血圧あるいは動脈硬化が原因となることが多い。
[塩分]
厚生労働省の目標は10g。生活習慣病への対策から塩分の摂りすぎが問題になってきた欧米では、1日の摂取量の目標を6g程度になっている。

塩分が強いとランプが点滅

消防隊員だった父が51歳のときに脳溢血※ で倒れてから、健康を気にするようになりました。父は油っぽいものが好きで、太っていたんです。半年間のリハビリで現場に復活しましたが、体力が以前のようには持たなくなったようです。僕は当時9歳。家に帰ったら父はもう寝ている。遊んでもらった記憶は全然ありません。寂しかったなぁ。。。
特に気にしているのは塩分※ ですね。日本人は塩分を摂りすぎ! 妻の料理は薄味で、塩分の濃さが合うので助かっています。塩なんてほんのひと振りでいい。おいしい豆腐は醤油をかけなくていい。その方が素材の味を楽しめますから。最近のレストランではメニューに辛さの表示があるところが増えていますが、塩分の表示もぜひやってもらいたいですね。塩分は足すことはできますが、引くことはできない。弁当のお湯で溶く味噌汁も、袋の半分で十分。薄いと感じたらそこで足せばいい。塩分の強さを感じると、頭の中にランプがチカチカ光るんです(笑)。

リングにいつでも上がるために

[グラバカ]
新宿スポーツセンターで練習していたフリーの格闘家の集まりから始まった、格闘家・菊田早苗らを中心とする総合格闘技集団。名称は「グラップリング (組み合い)・馬鹿」に由来される。
[スパーリング]
ボクシングの練習方法の一つ。練習用グローブやヘッドギア(頭や顔を保護する用具)を着けて、実際の試合のように打ち合うことで、実践感覚とテクニックの向上を図る。
3年半前にゴールデンレトリバーを飼い始めてから、毎日1時間の散歩をしています。朝の仕事に行く前が多いですね。歩くようになったら体重も減ってきたので、ついでに腹筋も鍛えようかなと思っていたところ、だいぶ前に買った腹筋台を見つけ、これはちょうどいい!と。腕立て伏せもやっています。僕は気持ちの中では格闘家なので、いつでも要請されたらリングに上がらなければいけないですからね(笑)。
格闘技経験は、もう3年前になりますが、知り合いの格闘家・菊田早苗さんがGRABAKA(グラバカ)※ の道場を始めると聞いて週1回通ったことがあります。格闘技だから初心者コースでもハードでした。同じような体重の人と組んで2分ぐらいのスパーリング※ を2回やるんですが、相手は19歳とかの細い若者で…。いい汗を流すのでその日は気持ちいい。でも50すぎの体にはキツかったですね。仕事の都合もあり3カ月ほどでやめてしまいましたけれど、定期的に続けていたらもっと体ができていたんじゃないかな。
[ハーブティー]
古くから親しまれてきた薬草茶のこと。アロマテラピー効果があり、鼻や肺を通して体中に香りの効果を期待することができる。ミントやローズマリーなど。
[レーザー治療]
花粉症の場合は、炎症を起こしている鼻粘膜にレーザーを照射して鼻のアレルギーを起こす場所を減らしたり、鼻粘膜のアレルギー反応を鈍くしようという治療法。

花粉症の敵は花粉症じゃない人

僕は花粉症歴が長いんですよ。毎年苦労しています。以前、僕のための花粉症対策プロジェクトを作ってもらったことがありました。紅茶・日本茶・ハーブティー※ 、漢方薬も飲みましたね。あと、ストレスが花粉症に悪いといわれ、リラックスさせるためのアロママッサージも。何がどう効いているかわからなくなるぐらいに色々とやったおかげか、その年は症状が軽く済み、西洋薬のお世話にならずに済みました。花粉も少ない年だったんですけれど(笑)。レーザー治療※ もやりました。最近では1月になると花粉対策を始めています。症状がひどくなると、頭がボーとしてしまうのが困る。お笑い芸人はツライですよ。言葉が一瞬遅くなるから、ツッコミが遅くなるし、トークのスピードに着いて行けなくなる。スタジオの生放送は最悪ですね。
スタジオに花粉を持ち込むのは、花粉症じゃない人なんです。花粉症の人は花粉が着かないようケアしていますから。スタジオは逃げ場がないから辛いんですよ。なので、花粉症の人が多い日の方がラクですね。世の中全員が花粉症じゃないか、あるいは、全員が花粉症だといいのに(笑)。「笑っていいとも!」で花粉症の人数を毎回聞いています。年々すごく増えていますよ。

インタビュー・文:小林美樹
撮影:小山昭人
撮影協力:「全聚徳 新宿店」新宿区新宿3-32-10 T&Tビル8,9F TEL03-3358-8885
朗らかに、人生いつも笑っていれば。笑いは免疫力を高めます。僕が笑うのはやっぱり「お笑い番組」。バラエティーはほとんど見ています。とにかく笑うのが大好きです。
vol.2 真矢みきさん
朗らかに、人生いつも笑っていれば。/日大在学中に「ぎんざNOW」の素人コメディアン道場で5週勝ち抜き、初代チャンピオンになる。74年芸能界デビュー。「欽ちゃんのどこまでやるの」など多くのバラエティー番組に出演し、お茶の間の人気者に。